2006/11/30
2006/11/07
06.11.07 Tシャツ
高校1年の時
榛名山で行われたサマースクールを受講した時の制服のTシャツ。
ここでの講習が音楽家への道の原点でした。
大学3年の時
スコットランドのアバーディーンで行われた青少年管弦楽祭に参加した時のTシャツ。
ここでサイモン・ラトゥル、コープランドたちと一緒に演奏しました。この時の成功がプロへの道の大きな自信となりました。
2006/11/04
2006/11/01
2006.11 活動記録
11月26日(日)
東京佼成ウインドオーケストラ 作曲コンクール 本選会
東京芸術劇場 大ホール 開場13:45 開演14:30
指揮:ポール・メイエ
11月22日(水)
サンクトペテルブルグ・フィルハーモニー交響楽団(バンダ出演)
サントリーホール 大ホール 19:00開演(18:30開場)
[指揮] ユーリー・テミルカーノフ
[演奏] サンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団
[曲目] ショスタコーヴィチ:オラトリオ「森の歌」(1949年版)
>バンダ(オフ・ステージのファンファーレ)に出演
11月20日(月) パイパーズ 304号
P.90〜93 「チューナーを使って上手くなる!」
11月18日(土) 埼玉県アンサンブルコンテスト審査員
狭山市市民会館大ホール
11月17日(金) レクイエムの集い
東京カテドラル聖マリア大聖堂 開演19:00
[指揮] 淡野太郎、淡野弓子
[曲目] F.リスト:レクイエム 他
[入場料] 指定:5000円 自由:4000円 学生:3000円
11月11日(土)、12日(日) 群馬県アンサンブルコンテスト審査員
高崎市文化会館、かぶら文化ホール(富岡市)
11月5日(日)
東京佼成ウインドオーケストラ 愛と平和のコンサート
津島市文化会館 開場15:30/開演16:30
[指揮] 今西正和
11月3日(金) 東京佼成ウインドオーケストラ 柏演奏会
柏市民文化会館 開場13:30/開演14:00
東京佼成ウインドオーケストラ 作曲コンクール 本選会
東京芸術劇場 大ホール 開場13:45 開演14:30
指揮:ポール・メイエ
11月22日(水)
サンクトペテルブルグ・フィルハーモニー交響楽団(バンダ出演)
サントリーホール 大ホール 19:00開演(18:30開場)
[指揮] ユーリー・テミルカーノフ
[演奏] サンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団
[曲目] ショスタコーヴィチ:オラトリオ「森の歌」(1949年版)
>バンダ(オフ・ステージのファンファーレ)に出演
11月20日(月) パイパーズ 304号
P.90〜93 「チューナーを使って上手くなる!」
11月18日(土) 埼玉県アンサンブルコンテスト審査員
狭山市市民会館大ホール
11月17日(金) レクイエムの集い
東京カテドラル聖マリア大聖堂 開演19:00
[指揮] 淡野太郎、淡野弓子
[曲目] F.リスト:レクイエム 他
[入場料] 指定:5000円 自由:4000円 学生:3000円
11月11日(土)、12日(日) 群馬県アンサンブルコンテスト審査員
高崎市文化会館、かぶら文化ホール(富岡市)
11月5日(日)
東京佼成ウインドオーケストラ 愛と平和のコンサート
津島市文化会館 開場15:30/開演16:30
[指揮] 今西正和
11月3日(金) 東京佼成ウインドオーケストラ 柏演奏会
柏市民文化会館 開場13:30/開演14:00
2006/10/30
06. ?. ? 縄跳びへの挑戦
卓球に挑戦していたころ、縄跳びにも挑戦を始めた。
それまで連続の縄跳びはせいぜい100回が限度であった。両足同時に跳ぶと、ふくらはぎの筋肉疲労でとても持たない。それで交互に(駆け足のように)跳ぶ事にした。それで200回ぐらいに増えた。しかし右右左左という足の順にした方が足の疲労が少ないことが分かり、それから長時間跳ぶときには必ずこの順にした。それで調子の良いときには500回を越すようになった。
しかし、体力が残っているのにも関わらず、どうしても縄がひっかかるのである。
夜公園で練習している時に、街灯に背を向けて自分の影を見ながら跳んで分かったことが、縄が空中で歪む事であった。どうして歪むかというと、右と左の速さの微妙な違い、そして利き腕の反対の左手の動きが大きい事であった。数は気にしないで、空中の縄の形が左右対象のきれいな楕円になるようにこころがけた。それでも大体500近辺でひっかかるのである。影を見て分かったのは、ちょうどその回数近辺で疲れが出て肩と手が上がるという事であった。肩が上がれば縄も上がる。そうすれば足にひっかかる。どうしてこんな簡単な事に気がつかなかったのか!!縄は足にしかひっかからなかったのである。500近辺になって手が上がりそうな予感がすると、意識して手を下に戻し、また上がりそうになると手を戻す。これを繰り返す事で一挙に2000回ぐらいにまで回数は増えて いった。
ある日、3000を超えたのでとりあえず5000回ぐらいに自己新記録を狙おうと思い、やめないで続けていた。4999、5000を数えたところで、せっかく調子がいいから6000狙おうと思った。6000も超えた!せっかくだから7000、これも超えたところで心の片隅で「まさか10000狙う?そんな恐ろしい事」という気持ちが湧いてきた。「適当なところでやめてしまえ」という心と「おまえ、逃げる気か?」という心の葛藤、逃げない事にした。
10000回に挑戦する気になってからの8000、9000回と区切りの回数でのプレッシャーはすさまじいものとなった。時々縄が靴の側面をかする。縄が歪んだ証拠だ。すごい時はかかとをかすった事もある。ほんの数ミリ厚くかかとに当たったらストップだ。すぐに手を下げる。そのうちに鼻の頭がかゆくなる。昔剣道の面をかぶってかゆかった事を思い出す。その時は鍔を面の隙間から入れて掻く事が出来たが縄跳びでは我慢するしかない。9000からの100回毎のプレッシャーは、まるでボレロかブラームスの1番である。ボレロは特にそうだが、最初のBbが無事に出ても次の関門がある。ひとつひとつの音を出す時に 「まだ油断するな!」と言い聞かせ、最後の音が終わるまで気が抜けない。そんな心境だ。ついに9997、9998、9999、10000、ついにやった! と思いながらも10001~~~と続いている。もう10000を達成したからどうでもいいや、とめちゃくちゃ跳びをしてひっかかるのをまったがぜんぜんとまらない。10100を超えたあたりで止めた。時計を見たらほぼ1時間だった。
それまで連続の縄跳びはせいぜい100回が限度であった。両足同時に跳ぶと、ふくらはぎの筋肉疲労でとても持たない。それで交互に(駆け足のように)跳ぶ事にした。それで200回ぐらいに増えた。しかし右右左左という足の順にした方が足の疲労が少ないことが分かり、それから長時間跳ぶときには必ずこの順にした。それで調子の良いときには500回を越すようになった。
しかし、体力が残っているのにも関わらず、どうしても縄がひっかかるのである。
夜公園で練習している時に、街灯に背を向けて自分の影を見ながら跳んで分かったことが、縄が空中で歪む事であった。どうして歪むかというと、右と左の速さの微妙な違い、そして利き腕の反対の左手の動きが大きい事であった。数は気にしないで、空中の縄の形が左右対象のきれいな楕円になるようにこころがけた。それでも大体500近辺でひっかかるのである。影を見て分かったのは、ちょうどその回数近辺で疲れが出て肩と手が上がるという事であった。肩が上がれば縄も上がる。そうすれば足にひっかかる。どうしてこんな簡単な事に気がつかなかったのか!!縄は足にしかひっかからなかったのである。500近辺になって手が上がりそうな予感がすると、意識して手を下に戻し、また上がりそうになると手を戻す。これを繰り返す事で一挙に2000回ぐらいにまで回数は増えて いった。
ある日、3000を超えたのでとりあえず5000回ぐらいに自己新記録を狙おうと思い、やめないで続けていた。4999、5000を数えたところで、せっかく調子がいいから6000狙おうと思った。6000も超えた!せっかくだから7000、これも超えたところで心の片隅で「まさか10000狙う?そんな恐ろしい事」という気持ちが湧いてきた。「適当なところでやめてしまえ」という心と「おまえ、逃げる気か?」という心の葛藤、逃げない事にした。
10000回に挑戦する気になってからの8000、9000回と区切りの回数でのプレッシャーはすさまじいものとなった。時々縄が靴の側面をかする。縄が歪んだ証拠だ。すごい時はかかとをかすった事もある。ほんの数ミリ厚くかかとに当たったらストップだ。すぐに手を下げる。そのうちに鼻の頭がかゆくなる。昔剣道の面をかぶってかゆかった事を思い出す。その時は鍔を面の隙間から入れて掻く事が出来たが縄跳びでは我慢するしかない。9000からの100回毎のプレッシャーは、まるでボレロかブラームスの1番である。ボレロは特にそうだが、最初のBbが無事に出ても次の関門がある。ひとつひとつの音を出す時に 「まだ油断するな!」と言い聞かせ、最後の音が終わるまで気が抜けない。そんな心境だ。ついに9997、9998、9999、10000、ついにやった! と思いながらも10001~~~と続いている。もう10000を達成したからどうでもいいや、とめちゃくちゃ跳びをしてひっかかるのをまったがぜんぜんとまらない。10100を超えたあたりで止めた。時計を見たらほぼ1時間だった。
2006/09/12
2006/09/01
2006.09~10 活動記録
10月30日(月) 東京佼成ウインドオーケストラ 横浜演奏会
横浜みなとみらいホール 開場18:30/開演19:00
[指揮] 三原明人
[独奏] 須川展也(Sax.)、奥山泰三(Trp.)
[曲目] P. デュカス:交響詩「魔法使いの弟子」 他
10月1, 28, 29日 東京佼成ウインドオーケストラ 特別演奏会
10月11, 27日 東京佼成ウインドオーケストラ 音楽教室
(関係者のみ)
10月9日(月) 東京佼成ウインドオーケストラ 第90回 定期演奏会
東京芸術劇場 大ホール 開演 14:00
指揮:渡邊 一正
曲目: H.フィルモア/J・デ・メイ:
シャウティング・ライザ・トロンボーン 他
10月2日(月) セントラル楽器 クリニック&ミニ・コンサート
横浜普門館(横浜駅 歩10分) 受付開始 17:30 講習開始 18:00
コンサート曲目:
ソナチネ/カジミエシュ・セロツキ
6つの練習曲/R.ヴォーン・ウイリアムズ
バラード/ボザ
(ピアノ:山崎早登美)
聴講料:¥1,000(税込)
9月30日(土)
混声合唱団クール・ドゥ・シャンブル 第5回定期演奏会
府中の森芸術劇場 ウィーンホール 開場17:30 開演18:00
入場料 3,500円(前売り 3,000円)
※古楽器の演奏です。
横浜みなとみらいホール 開場18:30/開演19:00
[指揮] 三原明人
[独奏] 須川展也(Sax.)、奥山泰三(Trp.)
[曲目] P. デュカス:交響詩「魔法使いの弟子」 他
10月1, 28, 29日 東京佼成ウインドオーケストラ 特別演奏会
10月11, 27日 東京佼成ウインドオーケストラ 音楽教室
(関係者のみ)
10月9日(月) 東京佼成ウインドオーケストラ 第90回 定期演奏会
東京芸術劇場 大ホール 開演 14:00
指揮:渡邊 一正
曲目: H.フィルモア/J・デ・メイ:
シャウティング・ライザ・トロンボーン 他
10月2日(月) セントラル楽器 クリニック&ミニ・コンサート
横浜普門館(横浜駅 歩10分) 受付開始 17:30 講習開始 18:00
コンサート曲目:
ソナチネ/カジミエシュ・セロツキ
6つの練習曲/R.ヴォーン・ウイリアムズ
バラード/ボザ
(ピアノ:山崎早登美)
聴講料:¥1,000(税込)
9月30日(土)
混声合唱団クール・ドゥ・シャンブル 第5回定期演奏会
府中の森芸術劇場 ウィーンホール 開場17:30 開演18:00
入場料 3,500円(前売り 3,000円)
※古楽器の演奏です。
2006/08/30
06. ?. ? なぜ卓球なのか? 浪人編
大学入試に失敗した僕は浪人生活へと入る。自宅浪人を始めるにあたって、義兄が母にとくと説教したのが今でも思い出される。「お母さん、いいか、どんな小さな用事でも克己にやらせたらだめだぞ!家にいるからといってちょっとでも用事やらせたらだめだぞ!そうやって集中できなくて失敗してきた人を俺は何人も見ている!」
この言葉は本当にありがたかった。この言葉のおかげで、1年間自分のペースを守る事が出来た。だから今の僕があるといえる。
金管をまじめに勉強した人なら分かる事だが、唇の状態は刻々と変化する。9時に練習開始といっても、唇が対応できる状態とは限らない。そんな時は別の事をする。見ている人からすれば、たった数分ちょろっと音を出しただけで休憩に入り、忘れた頃にまた数分吹く。こんな姿が真面目には写らないだろう。しかし、良い状態での練習を点線で繋ぐような練習方法は劇的な進歩を産む。逆に、何か用事があったりしてまとめて何時間というように練習すると、唇のコンディ ションを無視してその日のメニューをこなすようになってしまい、プラスだけでなくマイナスの練習をも含んでしまう事になる。
僕がこのときのベストを点線で結んだ練習の1年間が、その後の長年の演奏活動の財産となっているように思う。この練習の考え方は、マラソンの金栗四三先生のマラソン練習の考え方を、トロンボーンに置き換えたものだった。
浪人中には時間に余裕があったために毎日走った。距離は少なくて5~6km、多い時は20kmにも達した。高校生でも大学生でもない立場で、「青年の部」で町の大会の5kmと10kmにエントリーし、なんと10kmの代表となってしまった。次の郡大会ではさすがに敗退してしまったが、小学校の運動会でのぶっちぎりのビリから考えたら夢のようだった。
その合間に運痴克服にも挑戦した。そのひとつは逆上がり。かつて通った小学校のグランドに走ったついでに立ち寄り、練習を始めた。
ところが低鉄棒で勢いをつけても回らない。体力はある。なぜ出来ないかとことん考えたが、どう考えても自分が出来ない要素が無かった。頭に図面を描いて分かった事は、鉄棒がお腹に当たった時、つまり体が回りこんで逆さになった時に、重心が頭の側にあるという事だった。下半身、足の方が鉄棒を超えて手前に来た時点で重ければ絶対に回るはず、と考えた。下半身が鉄棒よりも手前に来てないのは恐怖心、その時点での鉄棒の位置が足の方にある事は、腕力が原因と分析した僕は懸垂を始め、恐怖心を取り除くために前回りと逆さにぶらさがる練習を始めた。
前回りが出来ていたとはいえ、身体が地面につっこんで行くのではないかという恐怖心を除くには数が必要だった。逆上がりの途中段階、つまり足を上にして逆さにぶら下がる練習は、頭が下という感覚を養うのに役にたった。さらに、その状態で鉄棒の位置が臍よりも胸寄りに来るように、逆さでの懸垂もした。
何日も何日も、敢えて逆上がりには挑戦しないで訓練を続けた。というのは、ひとつひとつがぎりぎりの技術の要素を集めて、総合的に何かを完成させようと思うと、結局「自分は出来ないんだ」というイメージを固めてしまう。練習は必要以上にやりこんだ。
すべてが問題なく出来るようになり、いよいよ逆上がりへの挑戦だ。勢いはつけないで鉄棒に逆さにぶら下がり、まっすぐ上に伸ばした足を胸の方に折りたたみ、同時に腕の力で鉄棒を胸の方に移動(つまり身体を引き上げる)身体は何事も無かったようにあっさりと回転した。成功!!
次に高鉄棒でぶらさがった状態、静止の状態で逆さになり、懸垂。鉄棒が臍を超えるのに合わせて腰を折りたたむとこれもあっさりとクリアー!!
調子にのってその位置から反動をつけてもう1回転出来るようにまでなった。ここまでは小学生の時の運動神経の良い人でもなかなか出来なかった。
高鉄棒からグランドを見下ろし、まさに天下を取った気分であった。
なぜ卓球なのか 浪人編 ― 完 ―
この言葉は本当にありがたかった。この言葉のおかげで、1年間自分のペースを守る事が出来た。だから今の僕があるといえる。
金管をまじめに勉強した人なら分かる事だが、唇の状態は刻々と変化する。9時に練習開始といっても、唇が対応できる状態とは限らない。そんな時は別の事をする。見ている人からすれば、たった数分ちょろっと音を出しただけで休憩に入り、忘れた頃にまた数分吹く。こんな姿が真面目には写らないだろう。しかし、良い状態での練習を点線で繋ぐような練習方法は劇的な進歩を産む。逆に、何か用事があったりしてまとめて何時間というように練習すると、唇のコンディ ションを無視してその日のメニューをこなすようになってしまい、プラスだけでなくマイナスの練習をも含んでしまう事になる。
僕がこのときのベストを点線で結んだ練習の1年間が、その後の長年の演奏活動の財産となっているように思う。この練習の考え方は、マラソンの金栗四三先生のマラソン練習の考え方を、トロンボーンに置き換えたものだった。
浪人中には時間に余裕があったために毎日走った。距離は少なくて5~6km、多い時は20kmにも達した。高校生でも大学生でもない立場で、「青年の部」で町の大会の5kmと10kmにエントリーし、なんと10kmの代表となってしまった。次の郡大会ではさすがに敗退してしまったが、小学校の運動会でのぶっちぎりのビリから考えたら夢のようだった。
その合間に運痴克服にも挑戦した。そのひとつは逆上がり。かつて通った小学校のグランドに走ったついでに立ち寄り、練習を始めた。
ところが低鉄棒で勢いをつけても回らない。体力はある。なぜ出来ないかとことん考えたが、どう考えても自分が出来ない要素が無かった。頭に図面を描いて分かった事は、鉄棒がお腹に当たった時、つまり体が回りこんで逆さになった時に、重心が頭の側にあるという事だった。下半身、足の方が鉄棒を超えて手前に来た時点で重ければ絶対に回るはず、と考えた。下半身が鉄棒よりも手前に来てないのは恐怖心、その時点での鉄棒の位置が足の方にある事は、腕力が原因と分析した僕は懸垂を始め、恐怖心を取り除くために前回りと逆さにぶらさがる練習を始めた。
前回りが出来ていたとはいえ、身体が地面につっこんで行くのではないかという恐怖心を除くには数が必要だった。逆上がりの途中段階、つまり足を上にして逆さにぶら下がる練習は、頭が下という感覚を養うのに役にたった。さらに、その状態で鉄棒の位置が臍よりも胸寄りに来るように、逆さでの懸垂もした。
何日も何日も、敢えて逆上がりには挑戦しないで訓練を続けた。というのは、ひとつひとつがぎりぎりの技術の要素を集めて、総合的に何かを完成させようと思うと、結局「自分は出来ないんだ」というイメージを固めてしまう。練習は必要以上にやりこんだ。
すべてが問題なく出来るようになり、いよいよ逆上がりへの挑戦だ。勢いはつけないで鉄棒に逆さにぶら下がり、まっすぐ上に伸ばした足を胸の方に折りたたみ、同時に腕の力で鉄棒を胸の方に移動(つまり身体を引き上げる)身体は何事も無かったようにあっさりと回転した。成功!!
次に高鉄棒でぶらさがった状態、静止の状態で逆さになり、懸垂。鉄棒が臍を超えるのに合わせて腰を折りたたむとこれもあっさりとクリアー!!
調子にのってその位置から反動をつけてもう1回転出来るようにまでなった。ここまでは小学生の時の運動神経の良い人でもなかなか出来なかった。
高鉄棒からグランドを見下ろし、まさに天下を取った気分であった。
なぜ卓球なのか 浪人編 ― 完 ―
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